魔法使いの少女ラピスは、名家アイドクレーズ家の末娘。
両親と四人の兄達は皆、強大な魔力を持つエリートばかり。
しかし、ラピスだけは平凡以下の魔力しか持ち合わせておらず、
魔法学校では「アイドクレーズ家のお荷物」と揶揄される毎日を過ごしていた。
そんな彼女が進学をかけ、ある試験に挑むことに。
その内容は、人間の心の中に宿る強い“想い”を具現化した
“トゥインクルジェム”を集めること。
ところが、張り切って人間界に向かった彼女を待っていたのは、
一癖も二癖もある男の子たちで—。